msctrl

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名前

msctrl : MSCTRLTABLEから情報を抽出する

書式

使い方とオプション

Usage

msctrl -<tag1> <name1> ... -print <tagX> <tagY> ....

Option

--tag  出力をタグ形式にします

説明

MSCTRLTABLE からセレクト条件で指定する行を抽出し、指定した出力条件の情報を出力します。出力条件の指定順に情報は出力されます。

セレクト条件は -<tag1> <name1> で指定します。MSCTRLTABLE内に書かれたタグ名に対し、指定した値に一致した行が出力対象となります。セレクト条件を省略した場合には、全てのレコードが出力されます。

タグ設定の例は以下の通りです。

-host  [マシン名]
-role  [ロール名]
-msflg [M/S/B/K] M:メイン S:サブ B:負荷分散(メインサブなし) K:開発環境
-ctrl  [C/-]     C:稼動中マシン -:障害等

出力条件は -print 句の後に指定します。指定したタグが、指定した順に出力されます。-print以下を省略した場合には、全てのタグが出力されます。

$ cat /home/usp/TBL/MSCTRLTABLE
host     role    msflg ctrl
command1 COMMAND M     C
command2 COMMAND S     C
apli1    APLI    M     C
apli2    APLI    S     -

特定サーバのホスト名を求めます。

$ msctrl -role COMMAND -msflg M -ctrl C -print host
command1

–tagを付けるとタグ付きで出力されます。

$ msctrl --tag -role APLI -print host msflg
host msflg
apli1 M
apli2 S

セレクト条件を省略すると全てのレコード、-print以下を省略すると全てのタグが出力されます。

$ msctrl --tag -print
host role msflg ctrl
command1 COMMAND M C
command2 COMMAND S C
apli1 APLI M C
apli2 APLI S -

備考1

msctrl コマンドはシェルスクリプトです。

MSCTRLTABLE はタグ形式ファイルであり、タグの項目はプロジェクト毎に自由に決定できます。その場合、セレクト条件に -タグ名 値、出力条件に出力したいタグ名をその順に指定します。

備考2

標準ではテーブルを $HOME/TBL/MSCTRLTABLE から読み込みます。内部で decomment コマンドを使用していますので、テーブル内にコメントを入れることも可能です。

Version and Edition

Version : Fri Apr 20 10:48:21 JST 2018


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