lineup
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名前
lineup : 指定したフィールドのデータのラインナップを取り出す
書式
使い方とオプション
Usage
lineup -f <f1> <f2> ... <file>
説明
<file> ファイルから、指定したフィールドのデータだけを取り出してそのラインナップをソートして出力します。-f オプションを指定すると、ソートされずに出現順に出力されます。
<file> の指定が無いとき、あるいは “-” の時は、標準入力ファイルを読み込みます。
例(その1)
$ cat data 1 1 717300 abc1 1 2 717301 abc2 1 3 717302 abc3 1 1 717303 abc4 1 2 717304 abc5 2 0 717305 abc6 2 2 717306 abc7 2 2 717307 abc8 3 4 717308 abc9 3 4 717309 abcA 3 4 717310 abcB 1 1 717300 abc1 1 2 717301 abc2 $ lineup 2 data 0 1 2 3 4
例(その2)
複数のフィールドを指定したときは、指定したフィールドを連結したデータ のラインナップをソートして出力します。
$ lineup 1 2 data 1 1 1 2 1 3 2 0 2 2 3 4
例(その3)
連続したフィールドを記述できます。
$ lineup 1/2 data 1 1 1 2 1 3 2 0 2 2 3 4
例(その4)
フィールド指定に NF を使うことができます。
$ lineup NF-2 data 0 1 2 3 4
例(その5)
フィールド指定に 0(行全体)を使うことができます。1/NF と異なり、入力行の余分な空白の削除を行いません。
$ lineup 0 data 1 1 717300 abc1 1 1 717300 abc1 1 1 717303 abc4 1 2 717301 abc2 1 2 717301 abc2 1 2 717304 abc5 1 3 717302 abc3 2 0 717305 abc6 2 2 717306 abc7 2 2 717307 abc8 3 4 717308 abc9 3 4 717309 abcA 3 4 717310 abcB
例(その6)
-f を指定すると出現順になります。
$ lineup -f 2 data 1 2 3 0 4
制限事項
数字名のファイルを使用してはいけません。もし “10” という名前のファイルが存在すると、例えば “lineup 1 10” の場合、ファイル名が “10” であるファイルの第1フィールドをラインナップするという動作をして、標準入力ファイルから第1、10フィールドをラインナップするという動作をしなくなります。ただし、“2” のように数字1文字だけを指定した場合は、そのファイルが存在しても、それは無視して、フィールドとして扱います。
Version and Edition
Version : Tue Jun 18 19:00:37 JST 2019
Edition : 1
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