layout

名前

layout : ファイルのレイアウトを表示する

書式

使い方とオプション

Usage

layout [-s 対象システム名] <テーブル名称>

説明

各ファイルのレイアウト（レイアウトファイルの内容）を表示します。所定のディレクトリに、テーブルごとのレイアウトファイルを用意しておく必要があります。テーブル名称は部分一致で指定できます。対象システム名を指定しないと、全システムが対象になります。

使用例

$ layout ZIP_L2

$ layout -s TOUROKU CUSTMASTER

レイアウトファイルの配置ディレクトリ／ファイル名

/home/ユーザ名/LAYOUT/対象システム名/テーブル名称.LAYOUT

または

/home/LAYOUT/対象システム名/テーブル名称.LAYOUT

レイアウトファイルの書式

NAME       テーブル名称（必須）
TITLE      テーブル説明（必須）
DIR        設置ディレクトリ（必須）
SYSTEM     対象システム名
LV         レベル
DATAFILE   テーブル本体のファイル名
KOUSIN     更新間隔（MIN:随時、DAY:日次、EVER:更新なし
                    HAND:必要時に手動更新など）
MAKESHELL  生成するシェル名
MAKESERVER 生成するサーバー名
KEY        キーになるフィールドの番号
（この他にも各社ごとに項目を追加可能）

1:第1フィールド内容
2:第2フィールド内容
......

自由記述欄
※自由記述欄には、下記の内容を記述するのが望ましい。
・フィールドの型（固定長か、日付か、数値か）
・フィールドのコメント（ヌル "_" 可能かどうか、初期値、コードの意味
                        名称テーブルなど）
・関連テーブルなどの備考

＜レイアウトファイル例１＞-------------------------------------------
NAME         ZIP_L2                  # NAME形式で基本情報を記述
TITLE        郵便番号
DIR          /home/uspstore/DATA/LV2/TABLE
SYSTEM       TSUHAN
LV           2
DATAFILE     ZIP
KOUSIN       MIN
                                    # 基本情報は空行まで
1:郵便番号（７桁）                   # 空行以降は自由形式
2:都道府県名                           フィールド情報は必ず記述
3:市区町村名１
4:市区町村名２
5:市区町村名３
6:削除フラグ

＜レイアウトファイル例２＞-------------------------------------------
NAME         CUSTMASTER_2014
TITLE        お客様基本情報・店舗2014年度
DIR          /home/uspshop/DATA/LV2/CUSTMASTER/
LV           2
DATAFILE     CUSTMASTER.yyyymmdd
KOUSIN       MIN

1:お客様番号
2:お客様苗字
3:お客様名前
4:よみ苗字（ＥＣサイトからの入力はひらがなのみ、基幹からは記号も可能）
（中略）
36:修正者ＩＤ
37:修正者名

メールマガジン関係と初回登録情報は、CUSTMASTER_MAIL
特記事項は、CUSTMASTER_DCLKOKY
支払い条件は、CUSTMASTER_PAYMENT
累積ポイントは、CUSTMASTER_POINT
これらは全て１フィールド目にお客様番号が割り当てられています

＜レイアウトファイル例３＞-------------------------------------------
NAME         HOLIDAY_NAME_L2
TITLE        祝日マスタ
DIR          /home/uspstore/LV2/TABLE
LV           2
FILENAME     HOLIDAY_NAME
KOUSIN       MIN

1:年月日
2:祝日名
3:備考
4:出荷可能フラグ
5:削除フラグ
6-11:登録時刻～ＩＤ～名、修正時刻～ＩＤ～名

ここに登録されている日付が休日となる。
日曜日についても自動処理はされず、祝日マスタ上への登録が必要です。
=====================================================================

例(その1)

指定した名称と部分一致するテーブルが、LAYOUTディレクトリ以下に1つしかなければ、そのテーブルのレイアウトを表示します。

$ tree /home/LAYOUT/
.
|-- SHOP
|   |-- CUSTMASTER_2013.LAYOUT
|   |-- CUSTMASTER_2014.LAYOUT
|   |-- HOLIDAY_NAME.LAYOUT
|   `-- ZIP.LAYOUT
`-- TSUHAN
    |-- CUSTMASTER_TSUHAN.LAYOUT
    `-- ZIP.LAYOUT

$ layout CUSTMASTER_TSU
NAME         CUSTMASTER_TSUHAN
TITLE        お客様基本情報・通販
DIR          /home/usp/DATA/LV2/CUSTMASTER/
SYSTEM       SHOP
LV           2
FILENAME     CUSTMASTER.yyyymmdd
KOUSIN       MIN

1:お客様番号
2:お客様苗字
....

例(その2)

システム名を指定した場合は、指定した名称と部分一致するテーブルが、そのシステムのディレクトリ以下に1つしかなければ、そのテーブルのレイアウトを表示します。

$ layout -s SHOP ZIP
NAME         ZIP_L2
TITLE        郵便番号
DIR          /home/uspstore/DATA/LV2/TABLE
LV           2
DATAFILE     ZIP
KOUSIN       MIN

1:郵便番号（７桁）
2:都道府県名
....

例(その3)

指定した名称と部分一致するテーブルが複数あれば、テーブル名称とテーブル説明を一覧表示します。

$ layout CUSTMASTER
CUSTMASTER_2013   お客様基本情報・店舗2013年度
CUSTMASTER_2014   お客様基本情報・店舗2014年度
CUSTMASTER_TSUHAN お客様基本情報・通販

例(その4)

システム名を指定した場合も、指定した名称と部分一致するテーブルが複数あれば、テーブル名称とテーブル説明を一覧表示します。

$ layout -s SHOP CUSTMASTER
CUSTMASTER_2013 お客様基本情報・店舗2013年度
CUSTMASTER_2014 お客様基本情報・店舗2014年度

注意

テーブル名称は、各レイアウトファイルの name 項目で指定したものです。ファイル名ではありません。layout コマンドは、指定したテーブル名称を grep で検索します。

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