divsen
名前
divsen : 指定フィールドを千で割る
書式
使い方とオプション
Usage
divsen [-s] <f1> <f2> ... <file>
説明
引数のファイル又は標準入力のテキストデータの数値を千で除算し出力するツールです。千単位の表を作成する場合などに使用します。引数で千で除算する各フィールドを順に指定します。尚、小数点以下の数値は四捨五入されます。
-s オプションを指定すると、四捨五入せず、小数点の値をそのまま出力します。
例(その1)
$ cat data 20060201 296030 6710000 20060202 1300100 3130000 20060203 309500 20100 20060204 16300 300100 20060205 41000 210000 20060206 771100 400000 2フィールド目と3フィールド目を千で除算します。 $ divsen 2 3 data 20060201 296 6710 20060202 1300 3130 20060203 310 20 20060204 16 300 20060205 41 210 20060206 771 400
-s オプションを指定すると四捨五入せず、小数以下まで正しく計算します。
marume コマンドなどで後加工します。
$ divsen -s 2 3 data 20060201 296.030 6710.000 20060202 1300.100 3130.000 20060203 309.500 20.100 20060204 16.300 300.100 20060205 41.000 210.000 20060206 771.100 400.000
備考
“divsen” された結果をパイプでつないで “divsen” を実行すると、百万単位のデータを作成することができます。その場合は、二重丸目を避けるため、最初の divsen に -s オプションを指定してください。
$ echo 2499500 | divsen 1 | divsen 1 3 $ echo 2499500 | divsen -s 1 | divsen 1 2
Version and Edition
Version : Tue Jun 18 19:00:37 JST 2019
Edition 1
© 2021 Universal Shell Programming Laboratory site