「comma」の版間の差分

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“+h”オプションを使用すると1行目のレコードを除いてカンマをふります。先頭行が項目名などの場合に使用します。+2h +3h のように数字を指定すると、2行め、3行め以降のレコードをカンマ編集します。
 
“+h”オプションを使用すると1行目のレコードを除いてカンマをふります。先頭行が項目名などの場合に使用します。+2h +3h のように数字を指定すると、2行め、3行め以降のレコードをカンマ編集します。
  
(元データ : 先頭行に項目(ヘッダー)が付いている) $ cat data 年月日 売上高 発注高 20060201 296030 6710000 20060202 1300100 3130000 20060203 309500 20100 20060204 16300 300100 20060205 41000 210000 20060206 771100 400000
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(元データ : 先頭行に項目(ヘッダー)が付いている) $ cat data 年月日 売上高 発注高 20060201 296030 6710000 20060202 1300100 3130000 20060203 309500 20100 20060204 16300 300100 20060205 41000 210000 20060206 771100 400000
  
 
先頭行を除いてカンマ変換します。
 
先頭行を除いてカンマ変換します。
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© 2021 Universal Shell Programming Laboratory [https://www.usp-lab.com/ site]
 
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2021年6月7日 (月) 08:37時点における最新版

名前

comma : 指定したフィールドに3桁(4桁)カンマをふる

書式

使い方とオプション

Usage

comma [+<n>h] [-4] <f1> <f2> ... <file>
comma -d[4] <string>

説明

引数のファイルまたは標準入力のテキストデータの数値フィールドに、3桁または4桁毎にカンマをふるツールです。カンマをふるフィールドを引数で指定します。

例(その1)

$ cat data
20060201 296030 6710000
20060202 1300100 3130000
20060203 309500 20100
20060204 16300 300100
20060205 41000 210000
20060206 771100 400000

$ comma 2 3 data > result
$ cat result
20060201 296,030 6,710,000
20060202 1,300,100 3,130,000
20060203 309,500 20,100
20060204 16,300 300,100
20060205 41,000 210,000
20060206 771,100 400,000

例(その2)

4桁カンマ

$ comma -4 2 3 data
20060201 29,6030 671,0000
20060202 130,0100 313,0000
20060203 30,9500 2,0100
20060204 1,6300 30,0100
20060205 4,1000 21,0000
20060206 77,1100 40,0000

例(その3)

“+h”オプションを使用すると1行目のレコードを除いてカンマをふります。先頭行が項目名などの場合に使用します。+2h +3h のように数字を指定すると、2行め、3行め以降のレコードをカンマ編集します。

(元データ : 先頭行に項目(ヘッダー)が付いている) $ cat data 年月日 売上高 発注高 20060201 296030 6710000 20060202 1300100 3130000 20060203 309500 20100 20060204 16300 300100 20060205 41000 210000 20060206 771100 400000

先頭行を除いてカンマ変換します。

$ comma +h 2 3 data > result
$ cat result
年月日 売上高 発注高
20060201 296,030 6,710,000
20060202 1,300,100 3,130,000
20060203 309,500 20,100
20060204 16,300 300,100
20060205 41,000 210,000
20060206 771,100 400,000

例(その4-1)

数字の文字列を直接引数に指定してカンマをつけることができます。

$ comma -d 1234567 > result
$ cat result
1,234,567

例(その4-2)

$ comma -d4 1234567 > result
$ cat result
123,4567

備考

データファイルの数値に comma でカンマ付けをて行うと、それ以降は sm2や divsen などでの数値の計算はできなくなります。カンマの付与は全ての計算を終えた後の最終成形の部分で使用します。

小数桁についてはカンマを付与しません。マイナス符号の数は正しくカンマ処理しますが、プラス符号の数はカンマを付与しません。前0がついた数は正しくカンマを付与しません。数値ではないフィールドにはカンマを付与しません。

Version and Edition

Version : Fri Jan 15 10:32:26 JST 2021

Edition : 1


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