「getlast」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
Pt4a editor (トーク | 投稿記録) 細 (Batch Update) |
Pt4a editor (トーク | 投稿記録) 細 (Batch Update) |
||
(同じ利用者による、間の1版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
== 名前 == | == 名前 == | ||
− | getlast : | + | getlast : 同一キーの最後の行を出力する |
== 書式 == | == 書式 == | ||
19行目: | 19行目: | ||
引数のファイル又は標準入力の指定されたキーフィールドの値が同一のレコードが複数ある場合、その最後のレコードのみを出力します。-<n> オプションが指定された場合は、最後の <n> レコードが出力されます。 | 引数のファイル又は標準入力の指定されたキーフィールドの値が同一のレコードが複数ある場合、その最後のレコードのみを出力します。-<n> オプションが指定された場合は、最後の <n> レコードが出力されます。 | ||
− | キーフィールドの指定方法は、<n1> <n2> | + | キーフィールドの指定方法は、<n1> <n2>(<n1> 〜 <n2> がキーフィールド)と key=<key> の2通りがあります。<key> には範囲指定(例 1/3 2@5)が使用可能です。 |
=== 例(その1) === | === 例(その1) === | ||
98行目: | 98行目: | ||
© 2021 Universal Shell Programming Laboratory [https://www.usp-lab.com/ site] | © 2021 Universal Shell Programming Laboratory [https://www.usp-lab.com/ site] | ||
− | |||
[[Category:man]] | [[Category:man]] |
2021年8月27日 (金) 05:50時点における最新版
名前
getlast : 同一キーの最後の行を出力する
書式
使い方とオプション
Usage
getlast <n1> <n2> <file> getlast key=<key> <file>
Option
+ng[<fd>] -<n>
説明
引数のファイル又は標準入力の指定されたキーフィールドの値が同一のレコードが複数ある場合、その最後のレコードのみを出力します。-<n> オプションが指定された場合は、最後の <n> レコードが出力されます。
キーフィールドの指定方法は、<n1> <n2>(<n1> 〜 <n2> がキーフィールド)と key=<key> の2通りがあります。<key> には範囲指定(例 1/3 2@5)が使用可能です。
例(その1)
(元データ 1:商品コード 2:商品名 3:販売日 4:売れ数)
$ cat data 0000007 セロリ 20060201 117 0000007 セロリ 20060202 136 0000007 セロリ 20060203 221 0000017 練馬大根 20060201 31 0000017 練馬大根 20060202 127 0000017 練馬大根 20060203 514 0000021 温州みかん 20060201 90 0000021 温州みかん 20060202 324 0000021 温州みかん 20060203 573 0000025 プリンスメロン 20060201 129 0000025 プリンスメロン 20060202 493 0000025 プリンスメロン 20060203 391 0000030 じゃが芋 20060201 575 0000030 じゃが芋 20060202 541 0000030 じゃが芋 20060203 184 $ getlast 1 2 data >data2 <- 同じ商品の最後の行を抽出 $ cat data2 0000007 セロリ 20060203 221 0000017 練馬大根 20060203 514 0000021 温州みかん 20060203 573 0000025 プリンスメロン 20060203 391 0000030 じゃが芋 20060203 184 $ getlast key=1/2 data >data2 <- getlast 1 2 data と同じ動作 $ cat data2 0000007 セロリ 20060203 221 0000017 練馬大根 20060203 514 0000021 温州みかん 20060203 573 0000025 プリンスメロン 20060203 391 0000030 じゃが芋 20060203 184
例(その2)
“+ng” オプションでは、同じキーフィールドの値を持つレコードの最後の行以外を標準エラー出力に出力します。
$ getlast +ng 1 2 data >/dev/null 2>data2 $ cat data2 0000007 セロリ 20060201 117 0000007 セロリ 20060202 136 0000017 練馬大根 20060201 31 0000017 練馬大根 20060202 127 0000021 温州みかん 20060201 90 0000021 温州みかん 20060202 324 0000025 プリンスメロン 20060201 129 0000025 プリンスメロン 20060202 493 0000030 じゃが芋 20060201 575 0000030 じゃが芋 20060202 541
例(その3)
+ng オプションに <fd> を指定すると、標準エラー出力の代りに、<fd> へ出力されます。
$ getlast +ng3 1 2 data >/dev/null 3>data2 $ cat data2 0000007 セロリ 20060201 117 0000007 セロリ 20060202 136 0000017 練馬大根 20060201 31 0000017 練馬大根 20060202 127 0000021 温州みかん 20060201 90 0000021 温州みかん 20060202 324 0000025 プリンスメロン 20060201 129 0000025 プリンスメロン 20060202 493 0000030 じゃが芋 20060201 575 0000030 じゃが芋 20060202 541
Version and Edition
Version : Mon Sep 14 14:30:44 JST 2020
Edition : 3
© 2021 Universal Shell Programming Laboratory site